ユニバーサルデザイン(UD)=高齢者・障がい者・一般といった区分を超えて「はじめから誰にでも使いやすいデザイン」
ユニバーサルデザインは「すべての人のためのデザイン(構想、計画、設計)」であり、まちづくりやものづくりなどを進めるに当たり、年齢、性別、能力、言語など、人々が持つ様々な特性や違いを認め合い、はじめから、できるだけたくさんの人が利用しやすい、色んなタイプの人に配慮した、環境、建築、施設、製品等のデザインをしていこうとする考え方です。
誰もが人として尊重され、それぞれの立場で社会に参画し、様々なふれあいの中で快適に生活することができる社会の実現を目指しています。
バリアフリーとの違い
バリアフリー =
障がいを持つ人の社会参加を阻んでいる障壁(バリア)を取り除く設計(デザイン)
ユニバーサルデザイン =
色んなタイプの人が使うことを考え、はじめから、誰にでも、使いやすく設計されたデザイン
ユニバーサルデザインの7原則
- 1.公平性 ・・・
どんな人でも公平に使えること - 2.自由度 ・・・
使う上で自由度が高いこと - 3.単純性 ・・・
使い方が簡単で、すぐに分かること - 4.わかりやすさ・・・
必要な情報がすぐに分かること - 5.安全性 ・・・
うっかりミスが危険につながらないこと - 6.省体力・・・
身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること) - 7.スペース確保・・・
接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
国土交通省 UDタクシー車両表示マーク
UDレベルについて
レベル2・・・
レベル1に比べて車高が低く乗降しやすい等、構造上特に優れているユニバーサルデザインタクシー
レベル1・・・
スロープが車いす使用者の乗降に配慮されている、車内空間が十分確保されている等、様々な人にとって利用しやすい構造を有するユニバーサルデザインタクシー
その他のUDタクシー・・・
流し営業を行っているリフト付又はスロープ付タクシー
みんなのタクシーのNV200がドイツ・ユニバーサルデザイン賞2011で2つの賞を獲得
日産自動車は、ドイツ・ユニバーサルデザイン賞2011で、「NV200 バネットタクシー」が、”ユニバーサルデザイン賞”と”ユニバーサルデザイン コンシューマー・フェイバリット賞”を受賞したことを発表しました。
2つの賞を受賞したのは、自動車業界で初めてです。
今年で4回目を迎えるドイツ・ユニバーサルデザイン賞は、 ドイツ・ハノーバー市を本拠地とするユニバーサルデザイン協会などが主催する国際的な賞で、ユニバーサルデザインにおけるもっとも権威ある賞のひとつとされています。
「NV200 バネットタクシー」は、”みんなのタクシー”をコンセプトに、公共交通インフラのバリアフリー化の推進に貢献することを目指して開発され、2010年12月に日本で販売を開始しました。
ベースとなる『NV200 バネット』は、世界40カ国で販売されているモデルで、走行性能や積載能力、デザイン性が高く評価されています。
なお、日産の量販型電気自動車(EV)第2弾は、『NV200』をベースとするモデルとなる予定です。
≫詳しくは日産ウェブサイトUD賞受賞ページ
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NV200がニューヨーク市の次世代タクシーに選定
ニューヨーク市タクシーの全車両を日産が独占供給へ
日産自動車は2011年5月、ニューヨークの次世代タクシーの供給会社として選ばれたと発表しました。
全米で最多のタクシー保有台数を誇るニューヨーク市の"イエローキャブ"。
2013年の後半を皮切りに、ニューヨーク・タクシーの専用車両として走り出します。
このプログラムの一環として、ニューヨーク市および多くのタクシーオーナーと協力し、電気自動車タクシーの使用に関するパイロットプログラムの実施も計画されています。
選考過程を経て選ばれた日産「NV200」は、2013年から10年間にわたって、次世代のニューヨーク・タクシーを務めることとなります。
≫詳しくは日産ウェブサイト ニュースリリースページへ
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